コラムのバックナンバー

特にテーマを決めずに、気ままにコラムを書いています。誤字や間違いもあるかと思いますのでお気軽にご意見ください。

【No.41】感情のコントロール

今回のテーマは、私自身が今一番興味があるテーマであるUSTREAMについて書きます。
初歩的な話から機材についてまで備忘録も兼ねてまとめてみたいと思います。

第1回 反応を選ぶことができる(2011.01.01)

私たちの日々の行動は、感情に大きく動かされています。

気分が乗っていれば、どんどん力が湧き出てくるが
気分が落ち込んでしまうと力が失われてします。

その原因のほとんどは、感情の影響を受けているからです。

感情のコントロールを考える場合に、一番重要なことは
物事にどのような感情を持つかは、自分自身で選択する
余地があるということです。

確かに、感情的になる時には、
瞬時に怒りが生まれたりするので
コントロールは不可能な様に思いますが
物事が発生してから、人が反応するまでには
考えて行動している僅かな時間があります。

つまり、難しいことかも知れませんが
選択する余地があることを理解してください。

つまり感情は、意識することで必ず選ぶことができるのです。

 

第2回 感情は意味づけ(2011.01.09)


感情は、何か事象が起こった時に、
その事象に対する意味づけによって決まります。

例えば、外に出かけたい時に雨が降ると
とても残念な気持ちになって
出かけるのが嫌になる時があります。

逆に参加するのが嫌だったイベントが雨で中止になると
雨が、とてもありがたく感じると思います。

同じ雨でも意味づけがまったく違うのです。

感情をコントロールする為には
少しでも良い感情を保てるように工夫する必要があります。

そのためには、事象に対する意味づけを
自分にとって、都合の良い意味づけにすることが大切です。

事象に対する意味づけは自分自身で行うものなので
その解釈は個人の自由です。

無理やりにでも考えてみてください。

○○が起こって良かった
なぜなら・・・。

少しでも良い意味づけができるようになれば
感情のコントロールができるようになります。

 

第3回 感情をコントロールする質問(2011.01.16)


感情をコントロールするためには
より良い答えを探すための質問をすることが大切です。

なぜなら質問によって、答えを見つける
方向に自分の焦点が向かうからです。

効果的な質問を準備しておくことで
感情をコントロールすることができます。

例えば、問題が起こった時にでも
質問を準備しておくことで
気持ちを落ち着かせることができます。

『この問題の素晴らしい点は何だろうか?』
『この問題を活かすことはできないか?』
『どうしたら状況を楽しむことができるだろうか?』
『どうすれば、より良い状況になるか?』
『この問題から何を学ぶことができるか?』

感情を上手にコントロールするための質問を
いろいろと探して準備しておくことで
感情が揺れそうな時に、自分自身の焦点を
コントロールすることができるようになります。

 


第4回 言葉の力 (2011.01.23)


言葉には大きな力があります。
言葉の使い方によって、感情は大きく変化します。

言葉には、力を生み出す言葉と力を奪う言葉があります。

力を生み出す言葉の一例を紹介します。

ありがとう
いいね
楽しい
感謝しています
運がいい
ついている
幸せ

どうですか?
これらの言葉を口にすると
少し、気分が良くなりませんか?

力を奪う言葉

ダメだ
無理だ
嫌い

まだまだありますが
力を奪う言葉の一例です。

 

また言葉は、その発音方法によっても
大きな力を生み出します。

『いいね!』と口に出して言うのであれば
張りのある声で、『いいね!』と
力強く発してみてください。

普通に、『いいね!』とつぶやくよりも
力が生まれくることを感じることができます。

ちょっと無理してでも
言葉は意識して使うことで
気持ちが元気になります。

ぜひ、言葉を意識して
使ってみてください。


第5回 状態管理(2011.01.30)


感情をコントロールする為には
自分自身の状態管理が不可欠です。

自分自身の状態に最も大きな影響を与えるのが
出来事に対しての解釈です。

物事の解釈には、力を与えてくれる解釈と
力を奪う解釈があります。

行き詰った時にこそ、力を与えてくれる解釈を
考えることが最も大切なことです。

物事には、両面が必ず存在するので
最悪だと思った事象にも必ず良い面が隠れています。

とにかく力を与えてくれる解釈を見つけてください。

短期的には悪いと思うことは
長期的に考えると良いことの場合が多いです。

何かの物事をきっかけに、
今まで気がつかなかった事に気がつくことが出来れば、
それは喜ぶべき経験になるに違いありません。


第6回 メッセージを見つける(2011.02.07)


感情には、その裏に隠されたメッセージがあります。

一見、ネガティブな感情に思えることにも
その感情から有意義なメッセージを受け取ることができれば
決して悪い感情ではないと言えます。

例えば、不安な気持ちになる時には
今一度、準備や段取りが万全であるかを確かめる必要があることを
メッセージとして伝えているのかも知れません。
一度、立ち止まって足元をしっかりと見直してみると
大きな問題を未然に防ぐことができる機会を見つけるかも知れません。

焦る気持ちがある時は
スケジュールや計画に無理があるのかも知れません。
焦らずに取り組める計画を見直してみる必要があるかも知れません。

ネガティブな感情から受け取ったメッセージを
有効に活用できるように
感情と向き合ってゆくことが大切なことです。


第7回 ルールを簡単にする(2011.02.13)


私たちは感情を感じるときに
無意識に条件付けをしています。

どんな時に幸せを感じるか
その基準は人によって異なります。

それが感情を感じる時のルールになっています。

基準がとても高い人もいれば
基準がそれほど高くない人もいます。

それが個人の目には見えないルールになっています。

実は、そのルールは自分で意識することで
変化を起こすことが出来ます。

ちょっとした事でも幸せを感じようと
自分でルールを変えれば、
幸せな気分を味わうことが出来るようになります。

感情を感じるときの条件付けを意識的にするのです。

慣れるまで時間は掛かりますが
幸せを感じるためのルールを簡単にすれば
幸せを感じる時間は、少しづつ増えて行きます。

なぜなら、人が幸せを感じるためのルールは
複雑になっていることが多いからです。

例えば、美味しいものを食べたら幸せになる。など
シンプルなルールで幸せになる様に意識してみてください。

意識することを続けていると
感情の感じ方が少しづつ変化してゆくはずです。


第8回 鳥瞰的な視点を持つ(2011.02.20)


自分で感情をコントロールするために
大切なことがあります。

それは、鳥瞰的な視点を持つことです。

感情は、自分自身の心に直接作用することなので
そのコントロールはとても難しいものです。

上手く感情と付き合う必要があると思った方が
適切だと思います。

鳥瞰的な視点を持つことで
自分自身に起こっている状況を
冷静に見つめなおすことが出来ます。

他人の問題にはいろいろとアドバイスできても
自分自身の問題に翻弄される時があります。

それは、鳥瞰的な視点で物事を見れていないからです。

自分の問題を他人の問題のように
扱うことが出来れば、
感情を安定させることが可能になります。


第9回 自分がコントロールできることかを見定める(2011.02.28)


感情は、いろいろな要因で揺り動かされます。

物事に動じない姿勢を持つことで
感情をコントロールすることが可能になります。

物事に動じないために大切なことは
その物事が自分が自分自身でコントロールできることかを
見定める必要があります。

自分がコントロール出来ないことに
思い悩んでいても解決には向かいません。

自分がコントロール出来ない事に
思い悩むほどに苦しくなってきます。

感情を向き合うためには
正しく現状を把握することが大切なことです。

自分がコントロールできることかを見定めてください。


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