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特にテーマを決めずに、気ままにコラムを書いています。誤字や間違いもあるかと思いますのでお気軽にご意見ください。

【NO.20】リーダーシップについて

リーダーシップについてコラムにまとめてみました。全14回。

第1回 リーダーとは(2006.11.4)

まず、始めにリーダーの仕事を考える場合には
2つの要素がある。

「リーダー」の仕事と「マーネージャー」の仕事である。

マネジャーの仕事とは、組織の目標を達成する為に
部下に仕事を与えて、部下を助ける事である。

リーダーの仕事は、新しい目標を作る事である。

リーダーの主な役割は、
・目標を決める
・部下のやる気を高める
・仕事の進み具合を把握する
・部下の権限と責任の範囲を決める
・部下が仕事をうまく完了できるように助ける

リーダーは、常に現状に挑戦し、組織が成長するよう
努力する存在でなければならない。

第2回 部下の仕事をフォローする(2006.11.11)

有能なリーダーは、部下の仕事をきちんとフォローする。

部下を信頼しているリーダーは
部下の行動をいちいち監視はしない。

ただし、仕事最後まで完成させるために
部下に任せた仕事をきちんとチェックする。

部下に仕事を任せるということは
あなたの権限の一部を与える事である。
たから、その権限をどのように行使すればよいかを
部下に教える必要がある。

仕事を与えたら、期限を決め
時々進捗状況を聞いて、
やり方がわからない場合は教えます。
そして必ず、結果に対してフィードバックする事です。

きちんと目標を達成するためには
期限と予算と期待されている結果を伝えて
確認をする必要があります。

第3回 管理する(2006.11.19)

管理する事で、まず、一番大切な事は
自分自身のストレスをコントロールする事である。

マネージメントとは、本質的に大きなストレスを
感じるもので、燃え尽きないコントロールをする事が
大切である。

過度のストレスを感じていないか
自分自身を見直して、向き合う事が大切です。

ストレスをコントロールするためにも
自分の時間コントロールに上手くなる必要がある。

決められた時間内に目標が達成できるように
時間をコントロールする必要があります。

時間をコントロールする為には
長期的に考えて、何が重要か
緊急度の高い仕事は何かを考える必要があります。

第4回 情報を共有する(2006.11.26)

人をマネージする事は
メンバーと話す時間を共有する事が大切である。

かかわりを増やす事で、情報共有をしやすくするのです。
声の調子、表情など情報は様々です。

この顔はまだ何か言いたがっているという事を
感じ取る事が大切です。

良いアイディアには、反応をして
身振りや手振りで反応を明確にする事が大切です。

うれしい気持ちを素直に表現する技術を身につけたいものです。

そして情報をどんどん公開すべきです。

自分だけの情報にせずに、どんどん情報を共有する事で
より正確な情報が伝わりやすくなります。

あなたのほうからメンバーの中は入って
メンバーの事を知る努力をしなければならない。

そしてメンバーを、一人ぼっちにしないように
一人ひとりと向き合う事が大切です。

第5回 士気をあげるためには(2006.12.3)

チームの士気をあげる為に大切なことを考えてみる。

チームを士気をあげる為には、チームの方向性や夢を
しつこいくらい語り続ける事が大切です。

そして、チームの人間関係を良くする様に
努力する事が大切です。

チーム全員に志や夢を語ることが必要であり
メンバーにあなたの意思を伝える努力が必要です。

チームのメンバーの成果を認めて、感謝して
時には丁寧に指導をしてゆく努力。

チームのリーダーに特別なカリスマは要らない。

カリスマよりも努力が必要である。
そのことに気がつき行動をすることが大切です。

第6回 具体的な指示を出す(2006.12.10)

あなたの部下は、上司であるあなたの指示を
待っています。

仕事の指示を出す時は、より具体的に
目的や狙いを伝える必要があります。

上司からの指示や説明は、くどいほどに
細かくした方が、仕事上のコミュニケーションには
良いのです。

部下にだした指示を、よく確認されている人は
十分なコミュニケーションが取れていないと
思ったほうが良いでしょう。

また、部下が気が利かない人ばかりの上司も
コミュニケーションを見直す必要があります。

それは、自分の指示が具体的でない証拠です。

感覚的な指示や抽象的な表現は避けるべきです。

第7回 仕事を手放させる(2006.12.17)

優秀でバランス感覚のあるリーダーほど
仕事を抱え込む傾向がある。

出来る事であれば、なんでも自分でやろうとする人には
これまでの仕事を他の人にどんどん譲るように調整したい。

仕事を渡すには、普段の時間の3倍以上時間がかかるが
ここは辛抱して引継ぎをしたい。

この時間を辛抱すれば、身軽になって
リーダーは初めて、よりレベルの高い仕事が出来るのです。

現実の仕事は、どんどんと割り当てて
新しい事を考える時間をつくり
チームを引っ張る必要がある

 

第8回 部下を孤立させない(2006.12.24)

ビジネスの中で、判断力のある部下にこそ
きちんと目をかけてあげる事が必要です。

状況の確認、メンタルのケアをしっかりとしないと
ある日、突然、自分の部下を失う事になります。

特に有能な部下ほど、注意する必要があります。

人は、自分の選択が正しいか迷う時があります。
誰かに支えてもらいたい時があります。
部下に全ての判断を任せていると
判断している事に不安になり、ストレスも溜まります。

部下の変わりに、判断をして、責任を取る必要があります。
たとえ部下の意見であっても、代わりに判断をしてあげるのです。

上司は部下から相談を待つだけでは駄目で
自ら部下からの報告を引き出す工夫や努力が必要です。

部下が成果を出せないのは、リーダーであるあなたの責任です。

上手くいっていなければ、何か新しい方法を考えて
成果を出すべきです。

それがリーダーの役割です。

 

第9回 情報を伝える(2007.12.30)

何をしたいのかわからないリーダーがいると
チーム全体は不安になるものです。

リーダーは、自分が思っている以上に
自分の伝えたい事はメンバーに伝わっていないと
考えるべきです。

まず、第一に、こまめなコミュニケーションを
リーダーが自ら取るべきです。

メンバーはあなたが思っている以上に
リーダーとのコミュニケーションに抵抗があります。

また、リーダーの発言は大きな力を持っています。

はっきりと方向性を示す事がリーダーには必要なのです。

間違えても良いから決断する勇気と
決断を新年に変えるパワーがリーダーには必要です。

第10回 心をコントロールする。(2007.1.8)

リーダーは、心をコントロールする事が大切である。

人は、接する人全てに、感情を表に出す訳ではない。
人は、その状況によって大きく心のコンディションが
変わるものなので、その人の事情がわからないので
その瞬間だけの対応に大きく反応をしてはいけない。

たまたま機嫌が悪い時もあれば
心のバランスを崩している時もある。

それは、自分のチームのメンバーにも同じことが言える。

だから、その反応には充分注意する必要がある。

自分自身が大人になって、自分の反応をコントロールする事と
小さな違いを見分ける観察力が大切である。

自分のレベルを上げて、チームを引っ張ってゆく事が
大切である。

チームの士気をあげる為には、自分自身で気持ちを
コントロールして、プラスエネルギーを伝染させる事が
大切である。

第11回 情熱をもって行動する(2007.1.15)

リーダーにとって一番大切な事は
メンバーの心に火を点す事である。

チームが最大の力を発揮して
チームワークを引き出す為には
個人個人の力を引き出す事がもっとも重要です。

また、個々がバラバラの気持ちでは
なかなかチーム力を発揮する事は難しいし
リーダーの能力が発揮されているとは
言えません。

メンバーの心に火を灯すためには
情熱をもって物事に取り組むことが大切です。

わくわくする気持ちを伝染させてゆくのです。

その為には、まず自分自身がわくわくする事を
見つけて、その中に身をおいて
わくわくしてみる事が大切です。

楽しそうな所には、自然に人が集まってくるのです。

 

第12回 ねぎらう気持ち(2007.1.22)

人は存在を肯定される事に喜びを感じます。
人の行動を肯定する為に必要なことが
ねぎらいの気持ちです。

ほめる事とねぎらう事の違いは
ほめる時には、そのほめる理由が必要ですが
ねぎらう事は、些細な行動を対象として
行う事ができるので、実施しやすいです。

ねぎらいの気持ちを積極的に
表現してゆくことが大切です。

パフォーマンスをあげる事を目指すうちに
一方的に怒鳴りつけてしまう事は
人格否定に繋がる行為なので
避けたいものです。

しかる時は、その人の努力を認めてあげて
本人の人格を否定しない事が大切です。

 

第13回 異常を見過ごさない(2007.1.28)(2007.1.8)

リーダーにとって大切な事がメンバーへの心遣いです。

メンバーは、何か異常があれば
少なからずメッセージを発しています。

わずかな違いかも知れませんが
そのメッセージを拾い上げてあげる事が大切なのです。

問題は、小さな時に見つけるときは
とても難しいことなのですが、
解決する為には、早期発見が一番です。

問題は誰にでもわかるほど大きくなると
解決するのもともて難しくなります。

あなたが出会うメンバーの大半は
感情を表に出すわけではないので
少しの変化を感じ取ることが大切なのです。

第14回 忍耐力(2007.2.4)

リーダーはあきらめない気持ちが大切である。

自分が目指すべき事を達成するには
多くの困難に対して孤独に戦う必要がある。

自分ひとりでも戦い続ける気持ちをもって
行動を日々あきらめずに継続ゆく必要があります。

自分が目指すものを追求する為に
ひたすらに自ら率先垂範をもって
取り組む必要があります。

リーダーにとって必要不可欠な能力は忍耐力だと言えます。

折れない心を持って進むのです

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