最新のコラム

特にテーマを決めずに、気ままにコラムを書いています。誤字や間違いもあるかと思いますのでお気軽にご意見ください。

【NO.23】自分で本を作ってみる。

2007年当時、自分で本を作ってみる方法を、コラムにまとめてみました。
今は、キンコーズで簡単に製本できるみたいです。全10回+1。

第1回 製本キットの紹介(2007.7.1)

最近では、東急ハンズなどで購入できる製本キットと
パソコン、プリンターで自分で本を作る事が出来ます。

パソコンで文章を作ると修正するもの簡単で
全体の章を組み替えたり、文字を置き換えたりと
編集作業も手軽に出来ます。

第1回目は、自分で作る本の製本キットを紹介します。
価格も様々ですが、小部数を作成するのであれば
自宅で作成した方がコストは安いです。

小さいタイプを使うなど
ちょっとした工夫をする事で
オリジナルの写真集も作れるので
製本キットは、研究しておくと便利です。

とじ郎
製本タイプ
http://www.tojiro.co.jp/index.html

とじ太くん
製本タイプ
http://www.jicworld.co.jp/tojita/

トジックル
リングファイルでとじるタイプ
http://www.mmjp.or.jp/kandajim/tozicle/tozicle_setfr.htm

リングファイル用の穴あけを購入して
市販のリングファイルを使っても綺麗に仕上がります。

30穴のパンチがお薦めです。
http://www.rakuten.co.jp/office21/491286/518098/

 

第2回 書く前に考える(2007.7.8)

さていざ本を書いてみようと思って
いきなり本を書く事が出来る人はいないと思います。

第2回では、本を書く前に書く為に考える大切さについて
考えてみたいと思います。

まず、書きたいと思った事を、メモ書きにして
伝えたい事、伝える為の順番などを考える事が大切です。

この簡単なメモがある事で
文章全体で伝えたい事が明確になります。

そして、本当に伝えたい事から表現を考えてみます。
その本筋を理解してから、文章の掘り下げ方を考えます。

そして本を書くのであれば
仮でも良いので目次を考えてみます。

まず書き始める前に、ここまで準備をする事が
大切なことです。

第3回 アウトラインモードを活用(2007.7.15)

自分で本を作る時に、PCを活用するのであれば
ワードの機能を使いこなしたい。

まず始めに、表示からアウトラインモードを選びます。

書きたい項目をどんどん書き出してゆきます。

書き出した項目には、レベル付けが出来ます。
書きたい項目を書き出してから、ジャンル訳をしてゆくと
全体が整理できます。

順番を変更する事は、自由に出来るので
書きながら変更をしてゆく事も可能です。

本文を書き始める場合には
『標準文字列』を選んで本文を入力します。

この機能を使う事で、後から構成する事が出来るので
アイディアレベルでどんどん文章を書く事が出来ます。

第4回 何を伝えるのか(2007.7.22)

文章を作る時に大切な事は
何を伝えたいのかを明確にすることです。

伝えたいメッセージがなければ
自分で文章を書いている意味がありません。

何かについて書く時は、メッセージの中に
伝えたい自分の価値観を入れ込んで書く事が大切です。

その軸がしっかりと決まっていないと
文章に主張性がなくなって、読んだ人にも
何も残らない文章になってしまいます。

伝える為の文章には、必ずメッセージが必要であり
受信側に何か感じ取ってもらうかを意図してゆく必要があります。

本を書くのであれば、そのテーマを明確にて
テーマに繋がるように、全体構成を考える必要があります。

第5回 レジュメを作成する(2007.7.28)

長い文章を書く時は、伝えたい事を明確にした後に
レジュメを書く事が大切です。

レジュメは、書くべきことを簡潔にまとめたもので
書かなくてはいけない項目や順番などを検討する為に
大切なものです。

レジュメを見ることで、説明の前後関係やポイント等が
明確なってきて、文章の骨組みになる部分ができあがります。

各項目について、何について書くのか簡単で良いので
書いてゆきます。

一番伝えたいことを中心に、キーワードや表現したい事
書きたい文章を整理してゆきます。

この骨子がしっかりしていれば、文章のボリュームを変更させる事も
比較的に容易にでき、メッセージもきちんと伝わります。

第6回 書きたいことから書く(2007.8.5)

文章を書く時は、書きたいことを一番初めに書く事が大切です。

文章の中で、一番伝えたいメッセージを一番初めに考えます。

そのキーワードから、説明を組み立てて行くことが大切です。

また、書きたいことを説明する際に、全体の構想を
図に落として考えて見ることも大切です。

伝えたいメッセージからの繋がりを整理する事で
説明のつながりと順番が整理する事ができます。

全体像を見ながら、キーワード同士の繋がりを考える事で
その文章に、説明する力で出てくるのです。

一番伝えたいメッセージを掘り下げてゆく。
その工夫により、繰り返し伝えたい部分が
明確になってゆくのです。

 

第7回 文章を声を出して読んでみる (2007.8.13)

文章を書く時に、表現に迷った時には
その文章を読み上げてみると良い。

声に出して、文章を読んでみると
少しの表現の違いで、文章の印象が大きく違う事を
感じる事が出来ます。

文章には、見えない力があります。
その文章からどんな力を感じる事ができるか。

自分で読み返しただけでは、気がつくことが難しいです。

キーポイントになる文章は、声に出して
確認してみる事で、文章の中に
見えない力の存在を感じる事が出来るのです。

第8回 自分の目線を決める(2007.8.19)

文章を書く時に大切な事は、自分の立ち位置を
決める事である。

自分の立ち位置を決める事で
文章の表現は大きく変わる。

読者と自分の関係を明確にイメージする事で
文章の表現に違いが出てくるのです。

立ち位置が決まる事で、使うキーワードや表現が
少しずつ決まってくるのです。

やわらかい文章が良いか、しっかりとした文章が良いのか
ひらがなや漢字の量、文章の長さなど
文章の多くの要素が決まってくるのです。

自分の目線が決まる事で、文章に表現力が増すのです。

第9回 目次を作る(2007.8.26)

本を作る時に大切な事が目次を作る事です。

読み手がイメージを湧き起こす様なタイトルと
キーワードを選ぶことが大切です。

短い言葉で内容がつかめて、読みたくなる言葉を
使う事が大切です。

また、目次を考えてみる事で
全体像の並びや展開も最適化することが出来ます。

始めに想定した順番よりも、思い切った判断を組み入れる事で
読者にわかりやすい構造になることもあります。

良いキーワードが浮かばない時には
逆説的に考えてみるとヒントが浮かびます。

あえてネガティブなことや、違和感のある表現を混ぜることで
より興味を持ってくれます。

目次をプレビューする事で、読み手も文章を読む準備ができ
文章の理解力も向上します。

第10回 吸収する(2007.9.1)

皆さんは、本を1ヶ月に何冊ぐらい読みますか。

小説、ノンフィクション、実用書など
様々な本を読むと思いますが
書く為のインプットとしての読書も必要である。

本は、全体を眺めてみると重要な箇所は
それ程、多いわけではない。

重要な事項を説明する為に、多くの引用や説明を
織り交ぜて、繰り返し説明している事が多い。

また、書く為に本を読んだ時には
自分がヒントになった文章を、実際に引用して
文章を書いてみる事が大切である。

自分の文章にして書く事で、文章表現の力に蓄積されてきます。

番外編 キンコーズで製本する。

追加情報です。
最近では、リーズナブルな価格で、小部数がから製本できます。

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http://www.kinkos.co.jp/price/binding.html

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