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特にテーマを決めずに、気ままにコラムを書いています。誤字や間違いもあるかと思いますのでお気軽にご意見ください。

【NO.22】世界の諸事情

2007年当時。世界の諸事情について、コラムにまとめてみました。全10回。

第1回 BRICsの成長(2007.4.22)


BRICsとはブラジル、ロシア、インド、中国の事を
経済が今後急速に伸びる国として示した言葉です。

BRICsは、国土が広大で、労働力が多く、天然資源に
恵まれている国です。

ゴールドマン・サックスのレポートによると
BRICsの経済は、今度40年以内に
G6(アメリカ、日本、イギリス、イタリア、ドイツ、フランス)
よりも巨大になると予測されています。

ポストBRICsとして、注目されているNEXT11と呼ばれている
国々があります。

NEXT11
イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ
ナイジェリア、パキスタン、バングラディッシュ
フィリピン、ベトナム、メキシコ

引用
『2007年度版 今がわかる時代がわかる 世界地図』

 

第2回 インターネットの数字 (2007.4.29)

インターネットの普及は、日本に限らず
全世界で広がっている。

世界のインターネット関連の数字をまとめてみる。

まず、インターネットの利用者数と普及率は
下記の通りです。

1位は、アメリカ 1億8500万人(普及率63.0%)
2位は、中国 1億1100万人(普及率8.4%)
3位は、日本 6450万人(普及率50.2%)
4位は、インド 6000万人(普及率5.4%)
5位は、イギリス 3760万人(普及率62.9%)

中国、インドの数字は、普及率を考えると驚異的な数字です。

ブロードバンド料金の料金は、日本が世界一安く
継いで、韓国、スェーデン等が安い。

 

第3回 世界の人口 (2007.5.5)

世界の人口は増え続けている。
日本の人口は人口が減少している。

では、全世界での主な国人口を見てみたい。

1位 中国 13.2億人
2位 インド 11.0億人
3位 アメリカ 3.0億人
4位 インドネシア 2.2億人
5位 ブラジル 1.9億人
6位 パキスタン 1.6億人
7位 ロシア1.43億人
8位 バングラディッシュ 1.41億人
9位 ナイジェリア 1.31億人
10位 日本 1.28億人

今後大きく伸びる可能性がある国は
インド、ブラジル、パキスタン等で

減少傾向にあるのが、日本、ロシアである。

 

第4回 国連の分担金(2007.5.13)

国連の財政は、おもに各国が負担する分担金によってまかなわれる。

3年ごとに改訂される分担率は、各国のGNI(国民総所得)等を参考に
国連総会で決めれる。

では、その分担金のランキングを見てみたい。

1位 アメリカ 4億2350万ドル(分担率22.0%)
2位 日本 3億3220万ドル(分担率19.4%)
3位 ドイツ 1億4780万ドル(分担率8.6%)
4位 イギリス 1億460万ドル(分担率6.1%)
5位 フランス 1億290万ドル(分担率6.0%)
6位 イタリア 8340万ドル(分担率4.89%)
7位 カナダ 4800万ドル(分担率2.81%)
8位 スペイン 4300万ドル(分担率2.5%)
9位 中国 3500万ドル(分担率2.05%)
10位 メキシコ 3210万ドル(分担率1.8%)

韓国 3070万ドル(1.8%)
ブラジル 2600万ドル(1.52%)
ロシア 1880万ドル(1.1%)

 

全世界に占めるGNIの割合を見てみると

1位 アメリカ 32.1%
2位 日本 13.5%
3位 ドイツ 5.9%
4位 イギリス 4.7% 
5位 フランス 4.3% 
6位 中国 3.8%
・・・

GNIの比率の割りに、日本が負担率が多いのは明らかです。

また、国民総生産(GNP)で計算した場合には
中国、ロシア、ブラジル等の支払い比率が上がっても良いのでは
ないかと思う。

第5回 世界のセブンイレブン店舗数 (2007.5.20)

セブンイレブンは、1946年にアメリカで生まれた。
1973年に日本でのライセンスをイトーヨーカドーが所得
1974年に日本に1号店がオープンした。

そんなセブンイレブンの世界での店舗数を比較すると
コンビニ大国の日本の姿が見えてくる。

1位 日本 1万1329店
2位 アメリカ 5821店
3位 台湾 4326店
4位 タイ 3543店
5位 韓国 1340店

ヨーロッパ諸国は、24時間営業という形態が
宗教上の問題などで一般的ではない。

第6回 世界の企業売上高 (2007.5.27)

アメリカの経済誌「FORTUNE」が、毎年発表している
世界の企業売上ランキング。

1位 エクソン・モービル(石油)3399億ドル アメリカ
2位 ウォルマート・ストアーズ(小売) 3157億ドル アメリカ
3位 ロイアル・ダッチ・シェル(石油)3067億ドル オランダ
4位 BP (石油)2676億ドル イギリス
5位 ゼネラル・モーターズ(自動車)1926億ドル アメリカ
6位 シェブロン(石油)1895億ドル アメリカ
7位 ダイムラー・クライスラー(自動車)1861億ドル ドイツ
8位 トヨタ自動車(自動車)1858億ドル 日本
9位 フォード・モーター(自動車) 1772億ドル アメリカ
10位 コノコフィリップス (石油)1667億ドル アメリカ

産業としては、石油産業のシェアが大きい
また、純利益も石油産業は大きく伸ばしている。

参考までに、エクソン・モービル(アメリカ)361億ドル
ロイアル・ダッチ・シェル(オランダ)253億ドル
BP (イギリス)223億ドル

石油産業、金融産業以外で、純利益が多い企業は
ゼネナル・エレクトリック(アメリカ)164億ドル、
トヨタ自動車(日本)121億ドル 等である。

第7回 物価の比較(2007.6.2)

ニューヨークの物価を100とした場合
世界の物価を比較してみる。

1位 東京 128
2位 ソウル 109
3位 オスロ 108
4位 コペンハーゲン 103
4位 ジュネーブ 103
6位 ロンドン 101
7位 ニューヨーク 100
8位 モスクワ 98
9位 ストックフォルム 95
10位 パリ 94
10位 ウィーン 94
10位 オークランド 94

地域別で特徴があるのは

ニューヨークは、スーツが高い
パリは、ホテル代が高い
ロンドンは、ティッシュペーパーが高い

東京は圧倒的に物価が高いことがわかる。

 

第8回 CO2の排出量(2007.6.9)

地球環境についての問題を耳にするようになって
先進国を中心にCO2の削減に向けて活動している。

今回は、世界のCO2の排出量について比較してみたい。

1位 アメリカ 15億8018万t
2位 中国 11億3118万t
3位 ロシア 4億759万t
4位 インド 3億4758万t
5位 日本 3億3614万t
6位 ドイツ 2億1978万t
7位 カナダ 1億5439万t
8位 イギリス 1億5246万t
9位 韓国 1億2446万t
10位 イタリア 1億2161万t

ちなみに、EU15カ国では
8億6979万t

温暖化という言葉がリアリティを増してきた事は
周知の事実です。

削減に向けて、世界を挙げて取り組む必要ありそうです。

でも、この数字をみて、国ごとに大きな違いがあることを
感じました。人口の違いだけではないはずです。

 

第9回 地球温暖化(2007.6.17)

近年、様々な異常気象が発生しているが
その発生要因として、地球温暖化があげられる。

温暖化により、海水温度が上昇したり
海流に変化が生まれることが原因なると思われる。

近年発生した異常気象を追ってみる。

日本 05年12月〜06年1月
日本海側の各地で記録的な大雪になった。

アメリカ 05年8月
ハリケーン「カトリーナ」発生

オーストラリア 05年1月〜5月
干ばつ 

中国 05年7月〜11月
台風被害

2005年の世界の年平均気温は
平年差 +0.58度である。

 

第10回 核兵器(2007.6.24)

原子力発電の力が見直される一方で
世界には多くの戦略核弾頭があり、軍事力の中でも
核保有が世界のバランスを悪くしている。

アメリカとソ連の冷戦終了に伴い
アメリカとロシアの核弾頭は減りつつあるが
イランや北朝鮮の不穏な動きなど新たな問題も発生している。

世界の核弾頭数を比較してみる。

アメリカ 核弾頭数 戦略核 5021 非戦略核 500
ロシア 核弾頭数 戦略核 5682 非戦略核 2330
中国 核弾頭数 300
フランス 核弾頭数 348
イギリス 核弾頭数 185
アメリカ 核弾頭数 戦略核 5021 非戦略核 500

核保有国
インド
パキスタン

核兵器を保有していると思われる国
イラン
北朝鮮

この中でも中国が今後、軍事配備を強化してゆく可能性があり
核弾頭も300以上保有している可能性が高いので
世界的な影響力も大きい。

引用
『2007年度版 今がわかる時代がわかる 世界地図』

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